さていよいよ東京では「24HOUR PARTY PEOPLE」公開。早速観に行ってきました。
レーベル創始者トニー・ウィルソンを主人公に、ファクトリー・レコードの栄光と挫折を綴った映画、なんですが、成功の部分は割とあっさりと流されている感じで、ネガティブな面が印象に残るほろ苦い作品ではあります。前半はファクトリー・クラブとJoy Division、後半はハシエンダとHappy Mondaysを中心としたストーリー、Durutti ColumnとA Certain Ratioも(冴えない扱いだけど)出てきます。
それにしてもHappy Mondays、ショーン・ライダーの悪ガキっぷり・・・映画でトニーは最後まで彼の才能を評価していて、これで今も生き残っていてくれれば良い話なんだけど、結局ムーブメントが去ってからの活動は芳しくなかったし。そう考えると、25年に渡って「時代の音楽」を作りつづけているJoy Division/New Orderは大したものだな。ラストに流れる「Here To Stay」、やっぱりいい曲だなと思う。なのでもっとNew Orderをフィーチャーして欲しかったなぁとも思うけど、でもあえてうたかたの夢と消えたHappy Mondaysがメインなのがこの映画のミソでしょうか。
本日の一枚:The Times / E For Edward
89年、クリエイションからのリリース。ファクトリーやラフ・トレードがUKインディー・レーベルの原点なら、クリエイションはその次の世代の重要レーベルなわけですが、The Timesはそのクリエイションの立ち上げにも参加したエド・ボールのプロジェクト。このアルバムの1曲目は、トニー・ウィルソンにハシエンダ、ハッピーマンデーズも登場する、その名もズバリ「Manchester」。マンチェスターのバンドって、ロンドンへの対抗心があったりするらしいのですが、この曲はロンドンのTimesが歌うマンチェスターへのラブソング。