iTunesのWindows版が登場、これでWindowsでのiPod利用がより快適に! 同時に音楽配信サービスのMusic StoreもWindowsに対応。Mac版から半年遅れてのスタートですが、当初「年末までに」ということだったから意外と早い対応。
iTunes、ほぼMac版と同じ機能が実現されているとのこと。日本語版は10/21配布開始なので、またその時試してみるとして(あれ、Windows 2000だと調子悪いのか、うーん・・・)。4月にMac向けのMusic Storeが登場してから、米音楽配信業界はいろいろと動きがあったのでおさらい。全部日本からは購入できないけどね・・・
5月にはListen.comを買収したRealNetworksが、Listen.comの音楽配信サービス「RHAPSODY」をRealブランドで開始。同時に楽曲のダウンロードを1曲79セントに値下げ。ただしRHAPSODYは月額会費9.95ドルを払っての聴き放題ストリーミングがベースのサービス。この場合ダウンロードは、実質CD-R焼き込みということになるけど、79セントというのはこの時点で最安値。
→Internet Wach
7月にBuyMusic.comスタート。iTunes Music StoreをそのままWeb+Windows Media 9ベースでやった感じ。スタート当初、一曲79セントから、という低価格がウリだったと思うんだけど、今見たら殆どが99セント以上で、1ドル以上と他のサービスより高い楽曲も多い。あらかじめ登録した他のPCへの転送、WMA+DRM対応の携帯プレーヤーへの転送、CD-R焼き込みも可能だけど、それぞれの転送回数の制限はレーベルによってまちまち。iTunes Music Storeと同じようなことやっているのに、音楽配信メモでもRECO-PLAY.COMでもいまいちネガティブな評価で、挙句ココやココみたいなアンチサイトまで出来てしまうのはなぜだろう? という自分もやはり魅力を感じていなくて、さっきまでこの「BuyMusic.com」という何のひねりも無いサービス名を思い出せなかった。
→Internet Wach
9月末にはMusicMatchが「MusicMatch Downloads」を開始。1曲あたり99セントで、160kbpsのWMAと高音質。3台までのPCで同時に利用可能で、CD-R焼き込み、携帯プレーヤーへの転送も可能。インターフェイスはジュークボックスソフト「MusicMatch Jukebox 8.1」に統合されていて、これはiTunesをベースとしたMusic Storeと同様、なかなか使いやすそう。ちょっと試してると・・・Jukeboxは以前にも使っていたんですが、久しぶりに最新版を使ってみたらこれが面白い。
登録されているアーティストをアルファベット順にブラウズする向きにはiTunesの方が便利なのですが、MusicMatchはユーザーの好みに合わせたパーソナライズ機能に優れています。最初に自分の好きなアーティストを10組登録すると、オススメの楽曲を提案してくれるんです。で、選んだアーティストからさらに関連するアーティストへとどんどんリンクを辿って好みの音楽を探し出すこともできます。同じく好みを汲み取ったラジオ機能もあって、聴いていて気に入ったらBuyボタンを押して購入、ということもできるわけです。アーティストのバイオグラフィー、アルバムレビューやクレジットも見ることが出来て、音楽データベースとしても便利。日本からでもラジオと試聴は問題ないので、これは結構使える。同サービスは今後Dellが音楽プレーヤーを販売し、それと連携してDellブランドでも行われるという話があります。
→AV Watch
また、欧州では、8月にMicrosoftが「MSN Music Club」というサービスをスタート。実際の運営は英オン・デマンド・ディストリビューション(OD2)。今発売中の月刊アスキー11月号に記事があったんだけど、それによると料金体系が変わっていて、一応1曲0.99ユーロと、米国の各サービスと同程度の値段なのだけど、まず「Credits」という“ポイント”を買うらしい。100ポイント=1ユーロ換算。購入のタイプが「ストリーミング」、「テンポラリダウンロード」(携帯プレーヤー転送やCD-R焼き込は出来ない)、「パーマネントダウンロード」の3種類あって、それぞれ1、10、100ポイント程度だって。
→CNET Japan
そして今月29日にはNapsterが戻ってくる! Roxio社がNapsterと、不調に終わったPressPlayを買収し、合法的な音楽配信サービスとしてNapster 2.0が登場予定。Napsterという名を名乗るからには、やはり何かしらその思想が生きていて欲しいのだけど。とりあえず分かっているところだと、iTunes/MusicMatchと同じ1曲99セントのダウンロードに加え、月額9.95ドルを支払う加入契約のサービスも用意されているらしく、それだとユーザー同士でプレイリストの共有ができるみたい(Roxioサイト)。これは良さげだ。
→Japan.internet.com
などなど米音楽配信、盛り上がってますね。どうもWindowsの音楽配信は、Windows Media 9のDRMを利用したものが標準になりそうな気配なんだけど、Appleはどこまで頑張れるかしら。他のHDDプレーヤーよりiPodに魅力を感じる人は多いと思うけど。ユーザーにとっては結構悩ましい選択。