August 27, 2004

「コピー防止CDは私的複製権を妨害」と、仏EMIに訴訟

「コピー防止CDは私的複製権を妨害」と、仏EMIに訴訟(ITmedia ライフスタイル)

これはカーステの一部やPCで再生できないという点を突くだけではなく、「私的複製の権利を妨害している」として、正面からの争いをするということですかね。だとしたら、それで勝ったら凄いことだな。日本では何か勝算のある訴訟を起こす道は無いのかしら?

日本のCCCDのパッケージ表記って「PCにコピーできません、Windowsでは圧縮音源が再生されます、Macでは再生できません、カーステなど一部のプレイヤーで再生できない場合があります」等と、結構ご丁寧に隙が無く書かれているじゃない?(ひょっとして最近は省略されていたりするのかな?)「おいコラ! 書かれていることと違うじゃん」というケースは殆ど起こらないですよね。普通のプレイヤーに負担をかけて壊してしまうという問題は残るんだけど、それは因果関係を証明できないから。
一方よその国のCCCDのパッケージ表記って、割とアバウトな物が多い気がする。手元にEMI France (Labels)のCCCDが一枚あるんだけど、

This disc contains Copy Control technology. It is designed to be compatible with CD Audio players, DVD Players and PC - MS Windows 95,Pentium 2, 233MHz 64MB RAM or higher, Mac OS 8.6-9 with the CarbonLib extension and Mac OS X.

これだけ。これだと結構ツッコミどころあるよなぁ。そういえば分からないのが、アチラのCCCDって、上記のようにMacで大丈夫って書かれているものがよくあるんだけど、これってどういうこと? Windows対応ってのは圧縮音源トラックのことを指していると思うんだけど。
ちなみにこのCDは、M83の「Dead Cities, Red Seas & Lost Ghosts」のEU盤。Windowでは専用プレイヤーが立ち上がって、圧縮音源が再生されます(プレイヤーのクレジットにMidbar Techの名前が入っています)。Macでは普通のCDとして認識され、ちゃんとCD音源部分が再生されているようです。iTunesでリッピングも普通にできます。実はWindowsでも、自分の環境ではリッピング可でした。そんでMDにはコピーできません。んー、なんだろ、Macrovision(Midber)のCDSをベースに、MDコピー不可のフラグを入れて、CD-DAのエラーを減らした(無くした?)とか、そういうのかしら。

もうひとつ、ドイツ盤のCCCDで分からないのがあって。手元にドイツプレスのEU盤と思われるCCCDが2タイトルあって、

Virginia Jetzt!「Wer hat Angst vor」(Universal/Motor)
Pet「Player One Only」(EMI/Virgin)

これCCCDのマークは入っているものの、Windowsで専用プレイヤーが立ち上がることもなく、Win/Macとも普通のCDとして認識されてリッピングも出来る。盤面にCCCD特有のリングも無い。MDにもコピーできる。全く普通のCDと違いが分からないの。1タイトルだけなら、何かの間違いでCD-DAにマーク入れちゃったのかなーと思っていたんだけど、手元にあるドイツ盤CCCD2タイトルが両方とも同じ現象なんで、ドイツ盤CCCDは一体どういう仕様なのかなと?

何にせよ、ドイツでもフランスでもiTunes Music Storeが始まって、そこで買った曲はCD-Rに堂々と焼けるんだから。CCCDの存在はもうおかしいでしょ。そう考えると日本の状況は最悪。

Posted by Galaxie586 at August 27, 2004 10:56 AM