July 28, 2004

Tシャツ発送しました


昨日で、入金いただいた方については全て発送終わりました。
申し込んで頂いた皆様どうもありがとうございました。

今年はどうにかフジロックに間に合いました。僕は3日間色違いを着て行ってきまーす。

July 22, 2004

MoraがCDに焼ける?

2chで、「VAIOにプリインストールされているSonicStageを使うと、Moraの楽曲がCD-DAで焼ける?」ってのが話題になってたみたいで。どうもガセっぽいですが、ひょっとしたら抜け道があるのかも。サポセンの回答も混乱している様子。公式にはもちろん出来ない仕様です。
それとは別に、アメリカでソニーが提供している音楽配信「Connect」では、日本の物とは違うバージョンのSonicStageを使用して、こちらはCD-DAが焼ける仕様なんですが、それを使ってMoraの楽曲が焼けるのでは? という噂も。Connect用SonicStageはどんなものかちょっと気になっていたのですが、これ英語版Windowsにしかインストールできません。

んー、詳しい情報お知りの方教えてください。

iTunesと比べたSonicStageの有り方にはちょっと言いたいことがあるんだけどね。そのうち書きます。

July 07, 2004

Tシャツ予約受付中

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さて、Tシャツ、作ります。
とりあえず去年と同じく受注生産です。詳細はこちらの申し込みページで。
7/13(火)まで受け付けます。
そんなに数が多くなければ、7月中くらいにはできると思うんだけど・・・

July 05, 2004

Tシャツ

時々、問い合わせを頂いたりするのだけれど。
せっかくなんで新しいのを作ろうかしら。

どうかな?
これ着て、首からはiPod miniを下げて歩きたい。

July 02, 2004

デジタル時代の私的複製について考えるシリーズ

ええと、この間iTunes Music Storeのプリペイドカードを買って試したんだけどやっぱり良く出来てるねこのサービスは。一方日本でも最近音楽配信サービスがいろいろ登場して一見盛り上がってきた様に見えるものの、どのサービスもiTMSと比べると全然ダメなのでその比較を書きたいんだけど、その前に著作権法改正の話も一段落なので改めてCCCDの話。というかデジタル時代の私的複製についての話。久しぶりに何か書いたかと思えばダラダラ長い話ですみませんね。

ちょっと前の話ですが、Rockin'on誌が6月号でようやく触れたCCCDの記事、あれがあまりにもぬるくて腹立たしかった。東芝EMIの取締役クラスの方の発言と言うのに、なんと夢も希望も無いことか。今の状況を過渡期で迷惑をかけてると思っているのなら、「いついつ頃までにはCCCDのタイトルについて全てDVD-AudioやSACDで同時リリースしていきたいと考えています」位は言えないものかしら。それであれば納得するであろうリスナーは多いと思うのに(僕はそれでもちょっと駄目なんですが。後述)。将来のビジョンを聞き出せて収穫だ、なんて記事に書いてあるんだけど、具体的なビジョンなんて全然言ってないじゃん。

この記事の冒頭で、インタビュアー山崎洋一郎氏が「何が不正コピーで何が私的な複製なのかっていう議論は埒が明かない」としてこの話題を避けているんだけど、僕はRockin'onが今CCCDを特集するなら、本当はそこのところを議論して欲しかったなぁと思います。いやもちろんCCCDについてはそれがCDの規格に沿っていない事が最大の問題で、ハードメーカとの合意が取られていないインチキな代物がもう二年以上も平気で売られているっていうのが本当に本当に信じられない、そんなの工業製品のあり方としておかしい。だから当面CCCDの問題はそこを焦点にするべきだとは思うので、以下に書くことは話をややこしくするいらぬ事かもしれないんだけれど、ただデジタル時代の私的複製はどうあったら幸せなのかは考えて行かないと。

CCCDに反対する人でも多くは、不正コピーの蔓延については問題と考えているだろうし、僕も、ファイル交換やCD-Rへの複製でタダで音楽を手に入れて満足している人を見るとあまりいい気分はしない。ただ自分も、今でこそコピーを持っていても気持ち悪くて、欲しい音楽は買うようになったけど、学生の頃はやっぱりCDを友達に借りるなりレンタルするなりしてカセットテープに沢山ダビングしていた訳で、それを考えるとメディアが変わっただけで「カジュアルコピー」だか何だか言われて違法扱いされてしまうのも酷だよなと思います。
そもそも私的複製の範囲というのが、法律上はともかく実際のところ結構曖昧にされている訳で、まあ家族までなら私的複製の範囲で、じゃあ友達は? となると「友達」と言っても範囲は色々だから難しくなったりして、結局そこはメディアの特性に委ねられてアバウトな制限範囲が出来てきたわけですよね。カセットテープの頃は明らかにオリジナルより質の落ちる複製しか出来なかったし、MDの時代になっても、私的録音保証金の導入でうまくやってきた。MDダビングは民生用オーディオ機器で行われるわけだから、ユーサーにとってはブラックボックス化され、孫コピーが作れないように、短時間で大量のコピーが作れないようにとコントロールも出来た。それがCD-Rとインターネットの時代になって、メディアの特性による制限が崩れてしまったというのが不正コピーの本質でしょ。問題はCD-RがオリジナルのCDとコンパチブルなメディアであるということ、多くの場合私的録音保証金が含まれていないメディアや機器が使われているということ、パソコンを利用するため再生・複製機器をブラックボックス化できないということ、そしてインターネットが「友達」の範囲・概念を変えてしまったということが大きな要素でしょうか。

リスナーに著作権の啓蒙が必要だ、などとも言われるけど。僕ら学生時代にそんなこと殆ど気にせず音楽を楽しんで来たのにね。まあこれからはそう呑気な話では済まない時代なのかもね。ちょっと若い人が気の毒かも。MDで親しい友達にあげるのはなんとなくセーフらしくて、でもRに焼いたりファイルをあげるのは犯罪だとか言われても困ってしまうのではないか? 大体著作権者への利益とかの意識を徹底していくと中古CDの一つも買えなくなっちゃうからな・・・。

(ちなみに啓蒙サイト「SAVE OUR MUSIC」には、「こんなことはしないでね」として「買ったCD、借りたCDを何枚もMDやCD-Rにダビングして友達に配ったり、CDをパソコンにファイルしてインターネットを通じて配ることはやめてください! これらのことは犯罪なのです。」とありますね。「何枚も」って書き方が微妙なところ。あと、今見れなくなってるみたいですが「Respect Our Music」の啓蒙CMがあって、友達に電話で頼まれてCD-Rにコピーしているシーンを写して「犯罪です」と言っていたのですが、あれも確かCD-Rを「何枚も」焼いていたはず。一応「何枚も」っていうあいまいさがあるんだよね。)

んー別にわがままにリスナーの権利を拡大させろとか言うつもりはないんだけどさ。売る側が「今までが便利過ぎたのです、これからは著作権者の利益を守るためちょっと不便にさせて頂きます」と言って物を売るのなら、もうご自由にとしか言えないけど、それで本当に売る側も幸せになるのかね? 何らかのDRMが入るのはもう仕方がないとしても、うまい具合にデジタル時代の私的複製のビジョンを考えないとリスナーは離れていくんじゃないかしら。少なくとも僕は、手持ちの音楽をパソコンに取り込んでジュークボックス化する楽しさ、そしてそのまま何千もの曲を携帯HDDプレーヤーで持ち出せる楽しさを知ってしまったから(それはウォークマン以来のリスニングスタイルの革命)、将来の音楽メディアがそこから退化する方向ならもうサヨナラですよ。

CCCDはあまりにも乱暴で、私的複製どころか普通に聴く権利すらぶち壊してしまってお話にならない。DVD-AudioやSACDも、パソコンとは仲が悪そうだし、その辺のビジョンが無い(だから僕はこれら次世代オーディオにはあまり魅力を感じない。音質が良くなる以外、使い勝手に関してはかえって不便になってしまうんじゃ、そりゃ移行も進まないよ)。日本での音楽配信は著作権保護が過剰になりすぎてユーザーの利便性は無視。結局レコード会社からもオーディオメーカーからも魅力的なビジョンは出ませんでした。で、どこがそのビジョンを出せたかというとAppleだった訳ですよね。iTunes Music StoreのDRMは、これまでのCD→MP3リッピングの時の使い勝手を損なわない、なかなかうまいバランスです。
CD→MDの一世代コピーは今まで自由に出来ていたのだから、携帯プレーヤー(iPod)への転送はもちろん無制限。3台までのパソコンに買った音楽をコピー出来るってのも、今時一家庭に3台程度のパソコンは当たり前だからね、よく分かっている。そして、同じプレイリストを10回までCD-Rに焼けるというのは、やはり親しい友達にちょっと聴かせてあげるくらいは良しとしようよ、という意味合いがあるんじゃないかしら。このiTMSの緩めのDRMが一つの基準となって、その後の米国の音楽配信サービスはほぼ同じ使い勝手を実現。Sonyが米国で始めた「Connect」だってOpenMGベースなのにこのDRMに沿っています。

(ところで、最近のiTunesのバージョンアップで、コピー出来るパソコンの台数は5台に増えました。一家庭でそれくらいパソコンを所有しているケースも多いということでしょう。一方同一プレイリストのCD焼き込みは、音楽業界側からの要望で10回から7回に制限されたようです。この7回って数字に何となくApple側と音楽業界側の交渉の跡が感じられるような。ちなみにNapsterだったかMusicMatchだったかアメリカの他のサービスのどっちかは、5回という制限だったはず・・・アレ? でも一回CD-Rに焼いたらそれごとコピーしちゃえば回数制限って意味ないんじゃ? 違うの?)

iTMSが全てOKかと言えばそんなことはなくて、今後iTMS対Wimdows Media勢のフォーマット・DRM争いでユーザーも頭を悩ませることになるしょうし、結局DRMの標準規格が無いということは不幸な結果を招くと思います。でも音楽の新しい楽しみ方を示したAppleのアドバンテージは大きいよね、これは再生アプリとしてのiTunesやiPodも含めたトータルの話になるけど。それに比べて日本のオーディオメーカーとレコード会社が考えた出した物は何? エニーミュージック? あのパソコンを使わせないがいらない音楽配信ね。ププッ。

先日ヨーロッパでもiTMSが始まりました。フランスやドイツは結構CCCDが出回っていますから、CCCDが売られている国で緩いDRMの音楽配信が始まったという点で注目。複製出来ない音楽パッケージを売る一方でCD-Rに焼ける音楽ファイルを売るというのも不思議な気がしますが、まあCCCD買いたくない人に別の選択肢があるというのは良いですね。本当ならCCCDではなく、SACD/DVD-AudioとiTMS並の緩めDRMによる音楽配信の並立、というのがやはり一つの落ち着きどころですかね? 欲を言えばSACD/DVD-Audioを買った人にはiTMSのファイルが貰えるくらいでCD時代とトントンになんですが。

というわけで、iTMS対日本の音楽配信の話に続く。